神奈川県・残酷性のあるゲームを有害図書指定に、について(私見)―05.05.31記述

ここに書かれているのはあくまでも新聞記事などについての「管理人の私見」です。鵜呑みにしないでください。

このような記事を発見しました。以下引用です。

神奈川県、残虐なゲームソフトを有害図書に指定へ (読売新聞「5月30日」より引用・一部改訂)


 神奈川県児童福祉審議会の社会環境部会は30日、ゲームソフトメーカー大手の「カプコン」(大阪市)が販売しているプレイステーション2用DVDソフト「グランド・セフト・オート(3)」に残虐な内容が含まれているとして、同県青少年保護育成条例に基づく「有害図書類」に指定すべきとの意見で一致しました。
 知事への答申を経て、同ゲームソフトは有害図書類に指定されます。同県内では18歳未満への販売禁止と、区分陳列が義務付けられることとなり、条例で残虐なゲームソフトを個別に「有害図書類」として規制するのは全国で初めてのこととなります。

 同部会は、このソフトに無抵抗の人を無差別に殺傷する描写が含まれていることなどから、青少年の粗暴性、残虐性を誘発・助長する危険があると判断しており、規制の発効は早ければ6月中にもスタートされ、悪質な違反者には30万円以下の罰金が科せられることになります。

 カプコンの広報室は「業界団体と相談して対応を考えたい」と述べており、今後の対応を検討中です。

 グランド・セフト・オート(3)は、国内では、カプコンが家庭用ゲーム機「プレイステーション2」用に販売。主人公は、仲間に裏切られた銀行強盗という設定で、プレーヤーは、生き残るために強盗や殺人も辞さずに戦い続け、仲間への復しゅうを目指すというストーリーです。銃撃、流血シーンも含まれ、「ギャング映画」を追体験できる内容となっています。



なお、記事原文はこちらから・・・。

甚だしく馬鹿馬鹿しいお話です。有害図書にゲームを指定すれば犯罪が減少すると神奈川県の役人どもは思っているのでしょうか?
だいいちこのソフトが発売されたのはすでにかなり前です。発売された直後に勧告を出すなどすればまだ信憑性が「微々たるものですが」あったでしょう。今更このような決定を下すのは他の同じようなゲームソフトを開発している会社への、いわば「見せしめ」だと思われます。

しかも、規制をする理由が
「無抵抗の人を無差別に殺傷する描写が含まれていることなどから、青少年の粗暴性、残虐性を誘発・助長する危険があると判断」
とあります。

これはお笑いですか?

そんなことを言ったら残虐表現のある洋画の一部(例・金目当てで人を轢き殺しまくるという映画とか)は全て規制対象です日本の任侠映画(の一部)も当然規制対象になりますね。
神奈川県はそれらもしっかりと規制するのでしょうか?

もちろん、残酷的な表現のあるゲームソフトに年齢の制限をかけること自体にはけっして反対はしません。
しかし、「有害図書指定」であることと「あまりにも曖昧な理由による決め付け」は許されることではありません。
現在ゲームソフトには「CERO」という独自の対象年齢査定方法があります。むしろこちらの権利を強めて、独自の、そして公正で明確な理由による年齢制限をかけるべきでしょう。

とにかく、この条例は発効されるでしょう。残念ながら・・・。
しかし、ただ黙って耐え続けるわけにはいきません。放っておけば規制対象は広がっていくばかりです。
ゲームソフトメーカーには断固として戦っていってほしいものです。当然、我々ユーザーも戦う必要があるでしょう。

規制が強まることによって状況が好転するとは限りません。神奈川県の役人たちはそのことを十分に考えて行動してもらいたいものです・・・。


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