希少種の保全と放流について(私見)―05.04.11記述

ここに書かれているのはあくまでも「管理人の私見」です。鵜呑みにしないでください。

このような記事を見つけました、以下は記事からの引用です。

希少種でも安易な放流はダメ、魚類学会が指針 (読売新聞「4月9日」より引用・一部改訂)


 メダカやタナゴ類など絶滅が心配される魚など水棲生物の保護や自然の復元のため、「放流」という手段があります。しかし、やり方が適切でなければかえって環境の悪化を招く可能性があるという報告を、日本魚類学会が「放流ガイドライン」としてまとめました。
 「放流による保全は容易ではなく、生息環境の保護などの方が、安易な放流よりはるかに有効」
と呼びかけております。

 なお、水産業やレジャー関係の放流(つまり食料・商業目的の放流)は対象としていません。
「環境を保全したい」という善意の放流にも、生息に適さない状態の中に放流すれば死滅するだけで、守るべき在来種が遺伝的に孤立している場合(近似種の生物がいない状況)には放流種と交雑してしまい、むしろ環境に適応できなくなったり、放流種に乗っ取られ、在来種が激減、場合によっては絶滅することもあるなどの問題があるとのことです。

 指針では
▽環境保全、生息状況の調査、啓発などの継続的活動の方が安易な放流より有効であるため、事前に放流が最も効果的な方法か十分に検討
▽生息環境として適切か、他種への影響などを予測
――などを提唱しています。

 なお、指針は学会ホームページ(http://www.fish-isj.jp/info/050406.html)に掲載されています。

 作業部会のメンバー、森誠一・岐阜経済大教授(保全環境生態学)は
「希少種を守る放流も安易にはできない、と認識をあらためてもらうことが指針のねらい」
と強調しています。

記事原文はこちら

水棲生物を意図的に繁殖させるため、人工的に対象の生物の卵を孵化し、生息に適していると思われる場所に幼体のまま放す。これが放流です(私の考えるところのですが・・・)。
繁殖させる目的は様々ですが(例・鮭などは完全に食料目的です)、現在は希少な生物の増加のために放流を行うという例も少なくありません。そして、それは「希少生物を絶滅の危機から救いたい」という善意によって行われています(もちろん金銭目的の方もいるかもしれませんが、それは考えないことにします)。

ところが、この記事によれば安易な放流は環境と棲息している生物に悪影響を与えることもあると指摘しています。

しかし、冷静に考えればそのとおりかも知れません・・・。
自然に、それこそ人間の存在に関係なく減少している生物もいますし、急激に増えることによって本来の生態系が崩れることは十分に考えられます。

ただ・・・、よくよく考えれば人間の急増というものが環境・生態系にもっとも悪影響を与えているのは言うまでもないことなのですが・・・。
話がそれました。とにかく、環境を守る気持ちは大事だと思います。しかし、ただ単に環境に良いという方法を試すのではなく、よく考え抜いた上での行動出なければ意味はない、と私は思いました・・・。

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